SEX初期のデザインで、マルコムの留守中に、ケンブリッジの近くの沼地で連続レイプ事件があった。そのレイプ犯は、SEXで販売していた物と同じ革製のマスクを被っていた為、警察がSEXに事情聴取にやって来た。ヴィヴィアンは、「犯人はSEXの客ではない。もし客の中に犯人らしき人物がいたら連絡する」と答えた。しかし戻って来たマルコムは、その騒ぎをヴィヴィアンがビジネスに利用しなかったと知って「どんな評判だろうと悪評判でも評判は評判だ！」と激怒した。そして“実は犯人はSEXの客で、どんなことをしても彼を守るつもりだというふりをする”アイデアを思い付き、マスクのプリントをしたＴシャツを作った。マルコムは、このイメージをブライアン・エプスタインとビートルズに結びつけ、マスクのイラストの上に、ポップ・アート調の書体で『ケンブリッジの強姦魔』と書き、イラストの下には、ブライアン・エプスタインの小さな写真と、『彼の死は自殺じゃなくて、寂しさのあまりSMごっこをして死んだんだ』という簡単なタブロイド紙風解説を付け加えた。

注1)666のSEDITIONARIESシリーズで、別ボディのヴィンテージ風ボディTシャツもあります。このワンサイズボディTシャツは、ヴィンテージ風ボディTシャツのSとMの中間くらいのサイズ感になります。

カラー：1.ホワイトx文字グリーンxマスクレッドプリント　　2.ホワイトx文字ピンクxマスクブラックプリント

モデルサイズ：170�p、55�sで着用(異なるデザインもありますが、サイズ感は一緒です)

ヴィヴィアン・ウエストウッドがガーゼシャツで着用	1978年1月　バンド・ルージュの「キング・フィッシャーズ」で、スティーブ・ジョーンズが着用	1978年1月　テキサスでポール・クックが着用

1.ホワイトx文字グリーンxマスクレッドプリント	2.ホワイトx文字ピンクxマスクブラックプリント

Tシャツの裏側が外側になり、その上にプリントしてあるインサイドアウト仕様のTシャツ。
	左袖タグ拡大写真

キングスロード430番地で『セックス』『セディショナリーズ』などしばしば名前を変えたマルコム・マクラレンとヴィヴィアン・ウェストウッドのブティックは、新しいカウンターカルチャーであるパンクを生み出し、1976年〜1979年当時、パンクな若者達の溜まり場であった。ヴィヴィアンのパンクの服は、イギリス社会を見据えたシニカルなメッセージ、さらにセックス・ピストルズのメンバーが着用したことで人々を挑発し、ロックン・ロールの歴史に1ページを刻みつけた。今やヴィヴィアンとマルコムの名前の記されたオリジナル・セディショナリーズ・ブランドの服は、オークションに出されるなど、コレクターの間で高値で取り引きされている。このコレクションは、666がヴィンテージセディショナリーズをもとに生地やディテールまで忠実に再現したレプリカである。

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